古式建築と最新技術の融合で「断られた夢」を叶える 親の倒産から這い上がった大工の挑戦 株式会社建明 代表取締役社長 望月聡志 

失うものがあったからこそ見えた道私が建築の世界に足を踏み入れたのは、16歳のときです。実家が建築業を営んでいたため、成り行きで大工の道に進んだのです。当初は、大工の仕事が好きでも嫌いでもない状態で、親のすねをかじりながら一緒に仕事をしていました。人生の転機は、実家の倒産でした。住み慣れた小美玉…